スマホ依存症、必読書。「スマホの5分で人生は変わる」を読んで人生を取り戻そう。

我が輩はスマホ依存症である。名前はモリモトミライという。2011年の東日本大震災の少し前に手にしたスマホで、今ではすっかり中毒になっている。

さて笑。

「スマホの5分で人生は変わる」という本を読みました。

よくある自己啓発書と同じだと思っていたけれど、ぜんぜん違う。
スマホをどう活用して「仕事や人生の効率を上げ、目標を達成していくか」について書かれた本だ。

感想と、実際に僕が実行したことを書いて見たいと思う。

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スマホに奪われていた時間をとりもどそう!

この本を読んでから、考えが変わった。

(略)スマホを持ってからの現代人は「なんだか常に何かに追われているようだ」とあせる傾向が加速しています。だからこそ、無料で使える便利なサービスが、実はあなたの時間を奪っていることに早く気づいて、あなた自身の時間を取り戻すべきです。

 

そうです。その通りなのです。
僕はADHD(去年診断された)なので、元々興味が移りやすい人間なんです。良く言えば好奇心旺盛。悪く言えば、何でもかんでも取っ散らかして本来のことに手が付かない。

スキマ時間ができればSmartNews、Yahooのトップページ、FacebookやTwitterのタイムラインをスマホでみる。
何か、情報を得ていないと損した気分になる典型的な「インプット過多」の人間。

読了して恐ろしくなったのは、奪われていたのは時間だけではなかったことだ。

 

スマホで夢や欲望まで奪われる!

今や日本人は、一日に2-3時間はスマホに使っていると言われている。

会社でパソコンを使って、家でもパソコンを使って、スキマ時間にはスマホを使う。起きている時間は、液晶を見ている時間のほうが長いだろう。

これじゃあ、視力も姿勢も悪くなってあたりまえ。でも、スマホの怖いのはこれだけではない。本当に怖いのは「スマホは夢や欲望まで奪っている」こと、をこの本は教えてくれる。

人間はドーパミンを出すために行動する

やはり、欲望に従って動くのが人間らしい。

それは、人間は基本的にドーパミンを得るために行動を起こす生き物だからです。 たとえ痛みがあっても、その先に快楽=ドーパミンが得られるとわかっていれば、人は行動します。だからこそ、夢や目標を追って困難に立ち向かい、人は努力するのです。 それが、常に快楽物質で満たされてしまう日常があれば、先に進む必要はなくなってしまいます。わざわざリスクを負って夢や目標を追い求めようと考えなくなり、現状に満足してそのまま人生を終えてしまうのです。

 

たとえば、まあ、昔はエロって本屋とかレンタルビデオ屋とか「店員とのやり取り」という何らかの関門をくぐり抜けないと手に入らなかったものが、今はスマートフォンの画面だけで凄まじいエロまで手に入る。そりゃソロ活動も盛んになって結婚率も下がるよ、思う(本書の本質からはズレてますがわかりやすく)

いいね!は承認欲求を満たしてくれるし、Twitterはリプライが来れば嬉しい。
現実の人間とはコミュニケーションがとれなくても、画面の向こう側にいるあったこともない誰かは反応してくれる・・・。

これじゃあ、依存症にもなるはずだ。

パチンコやよりも依存率の高いスマホ

パチンコは、パチンコ屋まで行かないとできないが、スマホはいつでもどこでもできる。
そのため、パチンコよりも依存率が高いそうだ(そうだったのか・・・)。

初めて知ったのだか、ドーパミンは「溜まる」ものだそうだ。

「依存はドーパミンが相対量でどれだけ溜まるかで決まる」

 

僕のように、ニュースアプリで常に新しい情報を得る快感、スマホゲームのミッションをクリアする爽快感、自分の投稿にいいね!が付く快感・・・。

スマホは一日中快楽を味わせてくれ、少量のドーパミンがどんどん溜まっていく。そして、依存症になる。

人がスマホに夢中になるのは便利だけではないんだな、と改めて感じた一冊。

スマホに使われるより、スマホを「使う」へ

スマホは、一日数分を繰り返すことで習慣化され、依存証となる。ならば、「自己成長につながること」を習慣化するようにスマホアプリを使えばいいということ。

これが、この本の最大のキモだ。

作者は、人生の質を高めるために、スマホのTOP画面に置くべきジャンルは以下の9つを紹介している。

1   自己成長(自己実現、習慣化)
2   ライフ ログ・時間 管理
3   健康・セットアップ
4   コミュニケーション
5   勉強( 語学、 専門 知識)
6   仕事 効率 化
7   情報・ニュース
8   生活 の 質 を 向上 さ せる
9   お金の管理

 

本には、それぞれに詳しいアプリの紹介もされている。

 

実践!

この本を読み終えた後、自分はすぐに実践した。TOP画面は、こうなった。

①TOP PAGEには、厳選したアプリのみ置いた。

スマホトップページにあるアプリショートカットをすべて削除して、自己成長につながるアプリのみ置くことにした。電話もさほどかけることがないので、トップ画面から消した

情報収集も大事だと思っていたが、

単なるニュース 配信アプリは、目的がなければ、漫画と同じようなものです。 情報収集ツールとしては避け、使うならば娯楽として割り切って使ったほうが好ましいといえます。

この文を読み、トップページから消した。

②通知は全て、offにした。

通知をしてくるアプリ、LINE、Gmail、Facebook、Twitter、ニュースアプリ等は、全て通知をオフにした。オフにできないお知らせを送ってくる企業系アプリは、削除した。

効果は抜群だった。

まず、一日が長い。ほんとうに長く感じる。

そもそも、メールにせよラインにせよ、で緊急な連絡がくることは事前にわかってるからその時だけオンにしたらいい。そもそもあんまり連絡は来ないんだけどね・・・笑。

時間があるときはスマホをいじるけど、必要なアプリしかトップページに置いていないから、スキマ時間はKindle読書をすることが多くなった。集中力も上がっている。やることがはっきりしているし、それ以外のことが気にならなくなった。いかに、自分が通知に振り回されていたかがわかる。

あとは、ウェブサーフィンだけ遮断できればばっちりだな。

 

いかに、自分がスマホに時間を奪われていたか・・・。を痛感させてくれる、そんな一冊です。スマホを見てばかりの自分を変えたい!という方はぜひお読み下さい。

おわりに

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

次回のエントリーで、またお会いしましょう。

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さいごまで、ありがとうございました。

また、次のエントリーでお会いしましょう。

1 個のコメント

  • スマホやパソコンで目にする日本国内の情報は悪意、善意すら判別できないほど本当に知りたい情報がないし、どれもありきたりで情報有用性が皆無で気休め、暇つぶし、意識誘導
    武勇伝、けなしたり、噂話ばかり。先進国とは思えない腐った有様に腹の底から湧き上がる怒りと同時に周りと同じ「羊思考」のままでは国や社会に完全支配されてしまう危機を感じて今、習慣をかえているところです。スマホやパソコンの情報を見て自我や思考が破壊されるより語学や技能を磨く事に時間をつかったほうが遥かに有用だと最近実感しています。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    モリモトミライ

    ADHDでLGBT。「残りの人生、やりたいことをやって生きたい」42歳。男性。 41歳でADHD(注意欠陥・多動障害)と診断されてから「自分と同じ苦労をさせたくない」ために日々活動中。転職・仕事術・ライフハック等が得意分野。