「原稿用紙10枚を書く技術」。文章が書けない人はまず読もう。

「文章力を上達させるには、とにかく量をかくことである」

ブログのために文章力を上達させようと、齋藤孝著「原稿用紙10枚を書く技術」を読み終えました。

全く文章力のない、僕のような初心者が読むには最適な本だったので、今日はその感想を書いてみたいと思う。

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「原稿用紙10枚を書く技術」とは

この本は、タイトル通り「原稿用紙10枚」を書くために必要な能力、引用力・レジュメ力・書くための前準備などを紹介している。

なぜ原稿用紙「10枚」かというと、著者は以下のように書いている。

原稿用紙三~五枚の文章はトレーニングをしなくても書くことができるが、十枚となると、書く前にメモやレジュメを作り文章の全体像を構築しなくてはならない。
この技術はトレーニングをしなくては身につかない。逆にこの技術さえ身につければ、さらに長い文章を書くことも可能となる。

量を書かないことには、上達はない

著者は「量をこなすことに慣れないと、質のことを考えることかできない」と書いている。

僕がそうであるように、ブログを始めると「毎日更新したい」と思うようになる。ならば、文章「量」を多く書けなくてはいけない。

そして、質のことも同時に考える。自分の文章は、読者の役に立つのか?、言い回しはおかしくないか、検索順位が上に来る内容なのか・・・

考えているうちに時間が足りなくなり、結局は1本も書き上がらないまま何日も経過する。
かつての自分のように、ブログで挫折する、よく聞くパターンだ笑。

著者はこのパターンを避けるために、

自分が一番書けそうなテーマで練習をして、量的な不安をなくすことが大事になる。

と書いている。

 

とにかく書け。内容は二の次でいいから、原稿用紙10枚を書けるような構築力(引用力・レジュメを書く力)をつけろと。

僕の場合、本だけは読んでいる。そしていまブログの勉強をしているわけだから、本とブログについて勉強したことをひたすらアウトプットしていけば、枚数だけは書けると思っている。

著者が言うように、とにかく「どんな手を使ってでも書く量をこなせ」
好きなこと、今やっていること、日記でもいい。まずは量と、量を書くための構築力を身につけたいと思っている。

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原稿用紙10枚を書けるようになると、次の世界が見えてくる。

まず、量をこなそうと、著者は繰り返す。

感想文でも、あらすじでも、アニメを見てノベライズするのでもいい。とにかく枚数を書いていくことが、自分の書くことに対する自信につながっていくと。

欲は、できたという自信と経験から生まれるものだ
この欲というのは、進歩への大きなエネルギーになる。つまり、量を書くことで新たな自分へ向かうエネルギーをどんどん沸き出させることができるのである。

やってみて、できるようにならないことには次はない、ということなのだろう。

考えてみれば、仕事でも「仕事自体が面白い」というよりも「仕事ができるから面白い」のだと思う。

マラソンでも、最初は10kmも走れなかった人が、走っているうちにどんんどん面白くなりフルマラソンを完走できるようになる。

そう、できるようになるから、面白くなるのだ。

まずは、日々どんな内容でもいいから4000字を目指して書いてみたいと思う。

ブログは大原則として「読者のことを考えて、読んでもらえる文章を書く」のが大原則だが、僕も含めて、量を書けるようにならないと、そこまで考える余裕がないと思う。

質はそれからだ。

ブログで4000字だとちょっと多いかなという気がするが、質まで突き詰めて誰かに読んでもらえる文章を「原稿用紙10枚」書けるようになれば、何でもできるような気がする。

よし、まず第一段階の目標ができだぞ。

おわりに

そして、このエントリーは、原稿用紙5枚弱しかありません笑

まずは、日々量を書くこと・・・。3ヶ月以内には原稿用紙10枚を書けるようにを目標に、これからも更新していきます。

齋藤孝さんの著書は、文章を書くのに参考になる本がいくつもあります。特に「書く全技術」がおすすめです。

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さいごまで、ありがとうございました。

また、次のエントリーでお会いしましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

モリモトミライ

ADHDでLGBT。「残りの人生、やりたいことをやって生きたい」42歳。男性。 41歳でADHD(注意欠陥・多動障害)と診断されてから「自分と同じ苦労をさせたくない」ために日々活動中。転職・仕事術・ライフハック等が得意分野。