Google Keep-ADHDの僕でもタスク管理ができるようになった使い方を解説するよ

Google Keep、グーグル開発の無料アプリがある。本来はメモ・記録アプリだが、僕は毎日タスク管理に利用している。
【Android】https://goo.gl/JuCkMa  Androidには標準搭載されてることが多いです。
【iOS】https://goo.gl/POI7ge

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以前の僕は、仕事ですらタスクをこなそうとすると気が散るし、メモすらできなかった。自分なりに必死で考えた結果、カレンダーアプリやスケジュールアプリでなく、Google Keepを使ってタスク管理ができるようになった。

タスクがこなせるようになり、時間の見積もりや予定管理も出来るようになる。ADHDの自分でも出来た方法なので、参考にして下さい。

なぜ、タスク管理にアプリGoogle Keepを薦めるのか?

①スマートフォンで使用できる

以前は、ポケットに入る紙製メモ帳を使っていた。しかし、これだと思いついた時にぱっと取り出せない。ペンも同時に持つ必要がある。スマホなら常時携帯しているし、「いつでもどこでも編集できる」からだ。

またウィジェットの設置もできるので、スマホのトップ画面から即座に開ける。

②紙のメモだと並べ替えができない

紙のメモだと予定を追加したり、並び変えが面倒だ。書いているうちにグチャグチャになって、見るだけでやる気が失せてしまう。アプリならカット&ペーストで並べ替えができる。

③自動保存できるし、PCでも使える。

ぱっと頭に浮かんだタスクは、Googlekeepをすぐに開いて書き込めば自動保存される。PCでも使えるので、大量のタスク管理でも編集がしやすい。

では、次から具体的なやり方を紹介する。

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Google Keepを使った具体的なタスク管理の方法

①アプリをダウンロードしよう

Android・iOS共にあるので、まずはダウンロードしよう。
【Android】https://goo.gl/JuCkMa
【iOS】https://goo.gl/POI7ge

 

②その日やるべきことを、細かいことでもひたすら書き込む

まず新しいメモ作成し、タイトルに日付を入力する。次に「歯ブラシを買う」「Yahooニュースをチェックする」等その日にやるべきことをどんな細かいことでもひたすら書きだしていく。

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自分さえわかればOKだが、コツは「ざっくり書かずに、タスクでやるべきことを細かく書く」ことだ。

たとえば、
部屋の掃除をする、ではなくて、
・床に掃除機をかける
・フローリングワイパーで水拭き
・二段目の本棚の本を要不要に分ける
・不要な本を縛って、翌日のゴミ出しのため玄関へ
というように。

タスク管理と実行ができない、終わらない人は、だいたいこの「タスク達成に必要な行動の分割ができていない」。もちろん自分も、発達障害の治療を始めるまで出来なかった。分割ができないと、段取りができない。その結果終わらないという悪循環に陥る。

毎日やれば、分割もできるし段取り力もつく。ざっくりとタスクを捉えてしまっては、ダメなのである。慣れれば15分もかからないので、通勤中でもできる。

 

③タスクをだいたいの場所別に分ける

次に、ざっくりと場所を分ける。僕の場合はこんな感じだ。
・朝の自宅
・会社
・帰宅中
・帰宅後

たとえば「家の掃除」だと当然「会社」や「帰宅中」にはできない。場所別にタスクを分けることによって、会社で家の掃除のことを考えたりする無駄な思考が起きなくなる。もちろん、帰宅後の掃除のために道具が必要な場合は、「帰宅中」に「お掃除シートを買う」等のタスクを書きこんでおく。

 

④場所別にだいたいの時間を記入し、優先順位の高いタスクを並べ替える

次に、設定した場所別にだいたいの時間を記入する。そして、優先度の高い順に並べ替える。
例えばこんな感じだ

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この段階で「どうしてもこの時間内では無理だな・・・」と思ったら、修正を加える。翌日に回してもいいタスクは外していく。翌日の日付のメモを作って、そちらへコピーしてしまおう。

⑤ウィジェットが使えるので、設定しておく。

Google Keepはウィジェットが使えるので設定しておく。僕はAndroidユーザーだけど、iOSでも設定できるみたいだ。タスクページを1秒でも早く確認するために、ぜひ設定することをお勧めする。

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Google Keepを使って、タスクを実行する

①ひたすら上からこなす

この段階で優先順にタスクが並んでいるので、あとはひたすら上からタスクを実行していく。僕はGoogle Keepを使い始めるまで、ただタスクを箇条書きしていた。その結果どのタスクに手をつけるか迷ったり、手がつけやすいものから始めて時間切れになることが多かった。ひたすら上からこなすことにより、相当改善された。

②時間が来たら後のタスクを修正するか、次のタスクに移る。

次にやるべきタスクの時間が来てしまったら、後のタスクを修正するか次のタスクに移る。そうすると、やりきれずに押し出されていくタスクが出てくる。焦らずに優先順位が低く、当日中にやらなくてもよいことは割り切って次に進む。

極端なことをいえば、その時間でやらなくてもいいし、よかったタスクかもしれない。必要に応じて、次の日以降に再設定すればいい。

③タスクを追加するときは、思いついたその瞬間に書き込む

これは、超重要です。思いついたら「後で書こう」と思わずに、その瞬間に書きこむこと。
人間短期記憶に限界があるので、追加するタスクが頭に浮かんだらすぐにGoogle Keepに記入する。そうしないと後で「しまった!忘れてた!」と思うことになる。何度これをやったことか・・・。特に口頭でしか指示をくれない上司からのタスクなどに有効です笑。

④終わったら消すか、◎をつける

終了したタスクは、消すかタスクの前に◎を付ける。僕は達成感があるので◎をつけることをおすすめ。

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⑤一つのことが終わったら、必ずメモを確認する

タスクを設定したGoogle Keepは、一つのタスクが終わったら必ず確認しよう。メモした途端に忘れてしまうのが人間なので、次にやることを確認してから行動する。そうしないとメモしたタスクを漏らしてしまうことになる。

⑥夜か翌朝に、新しいタスクメモを作る。

一日が終わったら、今日のタスクメモを眺めてみよう。終わらなかった予定もあるだろうが、
・思っていたよりこなせた
・今日やらなくてもいいタスクが多すぎた
・優先順位の付け方が間違っていた
・時間の見積もりが甘すぎた
など、振り返ることにより反省点が出てくる。

その反省点を活かして、翌日のタスクメモを作ろう。これを毎日繰り返せば、必ず今よりタスク消化・管理能力は向上する。

ポイントはとにかく
・細かいことも全て書き、タスクを可視化すること
・メモで設定した優先順位に従って行動すること
です。

以上、文章で説明すると長いけどこれを繰り返すだけでタスク漏れは無くなり、優先順位の判断ができ、段取り力もついてきます。僕ができるようになったやり方なので、困っている人はぜひ試してみて欲しい。

まとめ

Google Keepでのタスク管理を続けると、やらなければならいことが明確化してくる。
ダラダラとスマホを見ることもなくなるし、無駄にぼーっとしている時間も少なくなる。僕はこのタスク管理を始めて、自分がいかに無駄な時間を過ごしていたかを思い知らされましたね・・・。

あとはタスクは全部はできなかったけど、これだけできた!と自分を褒めることも大事。けっして「全部できなかった自分はなんてダメな人間なんだ・・・」と悪い部分ばかり見ないことです。タスク管理を続けるには、できたことに目を向けるのが一番大事かもしれません。

まずは、Google Keepをダウンロードしてみて下さい!
【Android】https://goo.gl/JuCkMa
【iOS】https://goo.gl/POI7ge

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さいごまで、ありがとうございました。

また、次のエントリーでお会いしましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

モリモトミライ

ADHDでLGBT。「残りの人生、やりたいことをやって生きたい」42歳。男性。 41歳でADHD(注意欠陥・多動障害)と診断されてから「自分と同じ苦労をさせたくない」ために日々活動中。転職・仕事術・ライフハック等が得意分野。