映画「ア・フィルム・アバウト・コーヒー」レビュー。すべてのコーヒーが好きな人に。

この映画を見ると、前よりずっとコーヒーが好きになって、コーヒーが飲みたくなる。

毎日3杯は飲むコーヒー好きの自分が、新宿で映画
「ア・フィルム・アバウト・コーヒー」
原題:A FILM ABOUT COFFEE
を鑑賞してきました。

 

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「美味しいコーヒー」はどのように生まれるのだろう?
究極の一杯を追い求める人々の熱き情熱と仕事ぶりを描いた、コーヒーがより身近に、より愛しく思えるドキュメンタリー『ア・フィルム・アバウト・コーヒー』
(映画公式サイトより)

 

本日はそのレビューになります。

世界的に伸びるスペシャリティコーヒーの市場。そして、コーヒーカルチャーとして注目される国、日本。

昨年、ブルーボトルコーヒーが日本に上陸してから再び注目を集めているコーヒーという飲み物。
日本でコーヒーがここまで注目をされるのは、おそらく、スタバが上陸して依頼、約20年ぶりじゃないでしょうか。

この映画には、コーヒーカルチャーの最前線にいる人が多数登場します。
ブルーボトルコーヒーのオーナー、アメリカで有名なロースター(焙煎所)のオーナー・バリスタの世界チャンピオン。
そして、日本の店舗やオーナーも何名か登場します。
・Bear Pond Espresso(下北沢)
・Little Nap COFFEE STAND(代々木)
・Fuglen Toky(代々木公園)
・Omotesando Koffee(昨年末で閉店)
・大坊珈琲店(閉店)

映画にここまで多くの日本人が登場することが、いかに日本がコーヒーカルチャーとして注目されている国かわかります。

一番注目すべきはコーヒー豆の「生産者」へスポットをあてていること

そして、この映画の一番注目する点は「生産者」にスポットを当てていることが、いちばん注目すべき点だと思います。
コーヒーカルチャーはバリスタ・焙煎士が注目されることは多くあれ、コーヒー豆を作っている農家には注目がほとんどされていなかったかと思います。
これは、野菜や果物の生産者が注目されていたことに比べて、違う点でしょう。
コーヒーというものが「食品」でなく「嗜好品」であり、かつ、イメージ的なようその飲み物かがよくわかります。

作品中に登場する、全米チャンピオンの女性バリスタはこう言っています。
「コーヒーで最も注目されるのは消費者の目に触れやすいお店で働いているバリスタだが、コーヒーは生産者・焙煎士・バリスタの手によって商品になるということ」

この映画には、農園とそこで働く人々も多く登場します。
「コーヒーが飲めるのは、コーヒー豆を作る人がいるからこそ」
という、当たり前のことを気づかせてくれます。

コーヒーに人生を捧げている人から、コーヒーの好きな人へ、という映画

この映画では、役割こそ違えど「コーヒー」という飲み物に人生を捧げている人が登場します。
この映画を見ると、前よりずっとコーヒーが好きになって、コーヒーが飲みたくなる。
そんな作品です。

●公式サイト:
http://www.afilmaboutcoffee.jp/
新宿シネマカリテで、1月中旬までだそうです。
興味を持たれた方は、お急ぎを!

※画像からLINE@登録できます。10秒もかかりません。

さいごまで、ありがとうございました。

また、次のエントリーでお会いしましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

モリモトミライ

ADHDでLGBT。「残りの人生、やりたいことをやって生きたい」42歳。男性。 41歳でADHD(注意欠陥・多動障害)と診断されてから「自分と同じ苦労をさせたくない」ために日々活動中。転職・仕事術・ライフハック等が得意分野。