本日は、2015/10/18に行われました
BBC勉強会〜ブログで月10万円稼ぐためには?
に参加しました模様をレポートさせていただきます。
BBCとはBlogger’s Boot Camp(ブロガーズブートキャンプ)の略でして、
私が参加しているFacebook上でのオンラインサロンになります。
https://www.facebook.com/groups/474362106051610/
参加費用は月に5000円ですが、今回のイベントのようにメンバーでない方が参加できるイベントもあります。
今回は休憩込みで1時間45分のイベントでしたが、
ブログで月10万円に向けてとるべき方法や、
書くだけでなく、マネジメントやリサーチ、広告など、書くだけではだめだということが
わかったイベントでした。
項目別に、最初に登壇者の皆様の発言を紹介し、その後にまとめとして書いております。
(なお、登壇者の皆様の敬称は略させていただいております)
ざっくりな見出し
1.それぞれのプロフィール(敬称略)
タクスズキ
BBC運営
運営ブログ「らふらく」
http://laugh-raku.com/
まなしば
BBC運営
運営ブログ「ままはっく」
http://mama-hack.com/
PITE
ゲストパネラー
運営ブログ「monograph」
http://number333.org/
けいろー
ゲストパネラー
運営ブログ「ぐるりみち。」
http://yamayoshi.hatenablog.com/
2.(月10万円まで)PVは月にいくら必要なの?
タクスズキ
→40万PV/月くらい 当時はアドセンスしかやっていなかった。アドセンスのクリック率の場所を変える、等を行っていなかった。
達成までに要した時間は、およそ9ヶ月。
まなしば
→30万PV/月くらい
PITE
→アクセス数と収入はあまり比例しないと考えている。
過去に、パズドラ等でバズって100万PVあったときも、10万円はいかなかった。
(現在は80万PVだが、記事広告、およびバナー広告の売り上げが単価が高い)
けいろー
→現在30万PV/月。
過去に、Amazonアフィリエイトを使用して1記事で10万円行ったことはある。
はてなでバズっても、あまり収益が影響しない。検索流入が収入としては多い。
●まとめ
アクセス数と収入は比例しない、ということがみなさんのご意見でしたが、
目安としては10万円を稼ぐには30万~40万PV/月
が必要とのことでした。
3.ブログ始めてどれくらいで達成した?
3-1期間
タクスズキ
→8-9ヶ月
まなしば
→1年ちょっと
pite
→1年ちょっと
けいろー
→1年ちょっと。4ヶ月目に10万円は(一瞬)達成している。
安定は月20万PVくらいになってから。
●まとめ
これは皆さんまちまちですが、だいたい安定して稼ぐには1年くらいかかる、ということでした。
3-2その間、ブログはどの位更新していたか?
タクスズキ
→1日1本以上
まなしば
→月15-20本くらい
PITE
→1日2-3本
けいろー
→1日1本 月25-28本
●まとめ
みなさん、最初は記事を量産している感じでした。
毎日、もしくは最低でも2日に1本という感じでしょうか。
やはり最初は認知されるまでに更新回数は増やすべきという意見が多かったです。
4.ぶっちゃけどうやって達成した?ノウハウは?
4-1アクセスはどう伸ばしましたが?
スズキタク
→最初は量。ライフハッカーのような記事ばかり書いていた。検索エンジンが命。
検索流入が多いような記事ばかり書いていた。
まなしば
→検索を想定して記事を書いた。読者は主婦層(妊婦さんの役に立つサイト)。
PITE
→大前提は記事量。当時気をつけてたのは、検索エンジン・バズ・時流にのったものの3個を意識して書いていた。
(今でも検索流入が8割。ただし、ただし、検索流入は読者にはなりにくいので、そのためにバズ記事がいる。固めるところと伸ばすところと、2重で考えることが必要。)
時事記事は必要。パズドラ・ハロウィンまとめ記事など。
けいろー
→あまり意識していなかった。
はてなブログの場合は、ネットで話題になっている記事を書くのが良い。
(読者がネットに接している時間が長いため)
●まとめ
アクセスをのばすには、検索エンジンからの流入が最重要である。
芸能・ニュース・速報系など、
世間の認知されているものは、記事の市場規模が段違いである。
しかし、検索流入してくるひとは読者にはなりにくい。
そのため、どこまて検索してきた人をファンにできるかが重要とのこと。
検索してきた人を、どこまでファンにできるかが必要である。
4-2 アクセスに対する収益を高めるためにやったことは?
アクセスに対する収益を高めるためにやったこと
スズキタク
→ASPを特化した収益性の増加
過去最大、85万PV/月だったが、
収益はその時の倍以上ある。
まなしば
→アドセンス位置の最適化
また、他の広告もいろいろと試してみたが、結局Googleアドセンスが一番効率が良い。
けいろー
→記事の見直し。
季節ネタなら去年のやつを書きなおしたりして、アクセスアップをはかる。
●まとめ
みなさん、自分のページの特性に合わせて
・アフィリエイトの活用
・アドセンスの広告位置の変更
・過去記事の書き直し等、
1PVあたりの単価を上げるための工夫を必ずしているようでした。
書くだけでなく、自身のサイトに来てくれた1PVに対して単価を上げにいく
姿勢がすごかったです。
4.3 収入の比率は?
スズキタク
→アドセンス30~40%
Amazonが数%
残りは全てアフィリエイト(50~60%)
まなしば
→アドセンス30~40%
Amazonが数%
残りは全てアフィリエイト(50~60%)
PITE
→アドセンス30~40%
自ブログの記事広告・バナー広告が30~40%
残り20%がAmazonなど。
(Amazon ガジェット系は単価が低い 数は売れるが薄利多売。
ファッション系とかは%が高い)
けいろー
→アドセンス50% 各種アフィリエイト50%
●まとめ
みなさん、アドセンス・アフィリエイトが中心のようでしたが、
PITEさんのように記事広告・バナー販売等を展開していく方法もあるようでした。
まずはアドセンス・アフィリエイトをどのように活用するか、というところのようです。
5.各ジャンルでのマネタイズ
スズキタク
→現在は転職系がメインで、狙い目は検索流入。
キーワードがそのままのものは検索で上位表示されないし、コンバージョン率も低い。
たとえば、キーワード「仕事つらい」「 しんどい」など ネガティブ系は転職サイト登録などでコンバージョンしやすい。
大手にすでに買われてないキーワードを狙うこと
→モバイル系は、ワイモバイルの通信速度規制がつらいと書いたらワイマックスが売れた、
というようなやり方が効率的とのこと。
まなしば
→いままででは、抱っこ紐が一番売れている。
誰も書いていない物販とかが狙い目かもしれない。
→スマホはあまり売れてない
ナンバーポータビリティーででキャッシュバックいくらとか、回線契約はお金が高い。
PITE
→自ブログ内の広告枠を月いくらで販売している。
また、広告枠販売+記事を月に5本書いていくら、のような売り方もしている。
広告をうるために、説明書を作っている。説明書がないと話がこない。
月間のPV、広告の位置を書いた説明書は必ず作り、トップページのわかりやすい部分に載せている。
※参考 PITEさんの広告掲載・料金について
http://number333.org/2015/05/23/number333ad/
→いろいろなブロガーが出てきていいと思う。それに付随したクライアントがかならずいる。
記事広告はチャンスが有る。海外はもっとすごい。韓国中国ブロガーが芸能人と同じような扱いになっている。
→最近海外のメーカーからのブログのマーケティングが多い。
ガジェット系ブロガーは同じ商品が送られてきている。
→個人の1記事が検索上位に上がってきたら、SEO対策で何百万円かけるような順位を個人がとれたりする。システムも大事だが、泥臭いところで勝負するのも話が弾むのではないかと思う。
けいろー
→キンドルの記事の収益が多い。その場合、検索で他のブロガーが書いていない本を紹介するようにしている。
6.グーグルアドセンスの配置位置 サイズについて
まなしば
→サイズは336:280
250:300の広告も出るので一番貼りやすい。
配置位置は記事中が多い。または、読み終えた直下。
スマホも同じ。
読んでいる途中に途中で離脱している人が多いので、広告はなるべく上がよいが、
タイトルのすぐ下はNG。
PITE
→
サイズはまなしばさんと同じ336:280。
あのサイズで素材を作る広告主が多いため、
一番使われているのを使うのが単価的にもよい。
配置位置はファーストビューでスクロールしなくてもいい位置に置くのが鉄板。
だが最近は広告記事もあるので、あえてユーザーの見やすさを考えて入れていない。
アドセンスはよくできてるので、配置位置が一番上が一番高い傾向がある。単価も高い。
ただし、ユーザーからの印象はよくない。
●まとめ
サイズはみなさん、定番サイズの336:280がよいとのことです。
配置位置が一番重要ですが、
・クリックしてもらいやすい
かつ
・ユーザーがサイトを見たときの印象を必要以上に悪くしない
位置にすることが重要なようです。
7.月10万円あるある
●まとめ
ここではまとめさせていただきますが、皆さん確定申告が発生するとのことです。
会社と並行して進める場合、会社を休んで確定申告に行く、とのことでした。
8.ブログ以外の収入がある?
スズキタク
→働き方についての記事、執筆依頼がある
専門性を大切にしたブログ運営をしていれば、記事の依頼は来る。
まなじば
→ママブロガーを探している代理店の人から記事広告の依頼がある。
知り合いのつてで寄稿をしている。
PITE
→外部執筆は行っていない。
自ブログでの広告記事もあるし、収益性を考えると、自分で書いたほうがよい。
匿名はつまらないと思っているので自分のブログを大事にしたい
けいろー
→外部執筆。
外部のブログの面白い、ということを書いていたらそこから執筆依頼が来た。
メディア系のイベントに出ると、そこから仕事来たりもした。
●まとめ
みなさん、外部執筆という収入が多かったです。
そのために必要なのはやはり「専門性」のようでして、
複数でもよいので、専門性をブログで打ち出すのが大切なようでした。
9.質疑応答コーナー
●質疑応答コーナー
Q1ー記事の長さはどのくらいが適切なのか?
A1-
まなしば
→4ー5千文字程度
PITE
→個人的には1000文字は最低欲しい。傾向的に見て、文章が長いほどSEOは強い。
そのため、たとえばiphoneの新作発表の記事なども、小分けしにして書くのではなく
まとめて長く書くようにしている。
けいろー
→2000文字程度。書けるときはさらに書く。
仕事やめたい、の記事は4-5千文字。
※http://yamayoshi.hatenablog.com/entry/2014/04/25/192248
ただし、長くなるときでも自分の意見と、客観的な情報の比率は注意している。
Q2 -記事を先取りして書く、とはどういうことか?
A2-
PITE
iTunenアフィリエイトの場合、たとえば音楽番組に出るアーティストの記事を先に書いておくと、
放送後に検索での流入が増え、アフリが増える可能性がある。
また、アメトーク・ヒルナンデス等のテレビ番組先取りでを狙った記事をかいておくのはいい作戦。
まなしば
→パフュームが好きで、Perfumeの記事を書いていたら、アメトーク!で放送された際に
検索流入が増えた。
※アメトーク!の影響力は特にすごいようです。
Q3-
レビューズ(※ブロガーと企業を繋ぐサービス https://re-views.jp/)等に登録するメリットはあるか?
A3-
スズキタク
→実際は申請しても通らないことも多い。こういったサイトは、中の人とのつながりが大事。
Q4-
Amazonアフィリエイトの比率がについて(スズキタクのAmazon%が低かったための質問)
A4-
スズキタク
→ブログを始めた当初は、Amazon比率は高かった。
アフィリエイトをやり始めてから下がった。
Amazonリンクは意図的に消している部分がある。
戦略的な問題で、最後により単価の高いアフィリエイトリンクをクリックしてもらうために
余計なリンクを消しているため。
(他のリンクから、逃げられないようにしている、とのこと)
10.最後のまとめ
以上、長文になりましたがご覧いただきましてありがとうございます。
ブログで月に10万円を稼ぎたい!という方は多いと思います。
ただ闇雲にエントリー数を増やすのではなく、このイベントで登壇者の皆様が話されたような広告のマネジメント・エントリーの戦略等を行っていくのが必要だと感じました。
自分と同じようにブログで収入を得たいという方に、参考になれば幸いです。
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