先週、郵政3社が上場されました。これにより、株式投資や個人投資がまた注目を集めていますが、個人的な考えを書きたいと思います。
それは、
投資をするよりも、年収が上がる転職をした方が確実である、ということです。
(特に、若いうちは)
個人的なところとしては、30代の頃はいろいろ勉強して投資はしてました。
結局、収支はトントンといったところですが(笑)
今日はそこから得た個人的な教訓、
貯金を増やしたいなら、投資なんかやらずに転職したほうがよい,
ということをお話ししたいと思います。
ざっくりな見出し
投資って損をする可能性があること。
まず、大原則として投資は損をする可能性があるということです。
後に述べますが、現在利率が相当に低い定期預金でもない限り元本保証はありません。
つまり、自分のお金が減るリスクがあるということです。
実際に、シュミレーションをしてみます。
月に5万円(年間60万円で計算)を、30年間年利3%、福利で運用してみるとします。
大学を出て23歳くらいで始めたら53歳、30歳で始めたら60歳ですね。
結果は以下のようになります。
貯金のみ→合計1800万円
運用する→合計2800万円
税金や手数料マイナスすると、これよりは低くなるかと思います。
ただ貯蓄するよりは、1000万円も違うわけです。
「ほら!長期で見るとこんなに違うんですよ!投資しないのが一番の損ですよ!」
と証券勧誘のセールストークなのですが、ここには落とし穴があるわけです。
投資は、財産が減るリスクがある
現在、日本で元本保証のある投資というと定期預金や国債くらいで、その利率は0.05%~0.25%くらいです。とても3%なんて利率に足りません。
バブル期には年利7%の元本保証という夢のような定期預金があったみたいですが、あと数十年たっても利率は上がらないだろうなと感じています。
皆、この利率の低さに嫌気があり、
株・外国債権・投資信託等の各種金融商品に興味を持つのですが、こういった商品は元本保証がなく、自分のお金が減るリスクが存在します。
投資より、転職の方が増やせるのでは
シュミレーションを見ると、30年間年利3%で運用して取得できる利息は、合計で1000万円です。
1年であれば、33万円ちょっと。
これならば、年収が33万円上がる会社に転職をした方が、効果的かつ確実だと思います。
投資には時間がかかる。そして他人任せ。
投資には勉強する時間がかかるのです。
また、投資している時は日々の株価が気になったり、チェックする時間もかかります。
そして、投資は最終的には他人任せなことが多いものです。
どういうことかというと、株価も、為替も、投資信託の価格も最終的に自分の力でコントロールできません。
こういった時間の消費やコントロールのしやすさを、転職して自分で稼げる部分にあてた方が確実かつ、効率的かと思います。
投資よりも、年収があがる転職をするほうがベストである。
上記のような理由から、投資に時間や労力を裂くよりは、年収が上がる転職をしてしまった方がベストであると考えます。
特に若い年齢であれば、転職サイトや人材バンクを使えば年収が100万円程度あげることは不可能では無いと思います。
投資をしたい、と思っている人は、ぜひ転職活動というものも視野に入れてみてください。
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